最終更新: 2020年12月6日
目次
Levitation Roomとは
LAのサイケデリックバンド、Levitation Room(レビテーション・ルーム)の最新アルバム『Headspace』が10/4にリリースされた。
古今東西の“B級サイケデリックの最高峰”サウンド
今やサイケデリック界のトップに君臨するTame Impala(テーム・インパラ)のファーストアルバム『Innerspeaker』や、
それ以前に発表されたEPを感じさせる“B級の最高峰”サウンドに60年代の古き良きサイケ感を西海岸の空気でパッキングしたようなサウンドが魅力。
サウンドが揺れるようなガレージロックなファズギターを始め、古典的なオルガンやジャズで使われるような色気のあるコードを使用するなど、
Tame Impalaの影響だけでなく彼らが影響を受けた古今東西のルーツを感じることができるアルバムに仕上がっている。
「Ooh Child」では上品さのあるオシャレなサイケデリックミュージックにも挑戦しており、「Dream (Within a Dream)」のような、シタールやパーカッションなど後期のThe Beatles(ザ・ビートルズ)やインド音楽からインスパイアされた楽曲も収録されており、まさに“サイケデリック”を象徴するアルバムであることは間違いない。
ぜひサイケデリックファンには一聴して欲しい。
リリース
収録曲:
1.Mr. Polydactyl Cat
2.What You See
3.Dream (Within a Dream)
4.Ooh Child
5.2025
6.Pass It On
7.Headspace
8.Stars Speak Softly
9.Here Comes the Man
10.Friends
11.Forever Tomorrow
YouTube
Levitation Room – Ooh Child
ライター:Rio Miyamoto(Red Apple)
兵庫県出身のサイケデリック・ロックバンド、Daisy JaineのVo./Gt.。アメリカ・ボストンに留学経験があり、BELONGでは翻訳を担当。サイケデリック、オルタナ、60s、ロカビリーやR&Bと幅広く聴きます。趣味はファッション、写真、映画観賞。