最終更新: 2026年9月23日
こんにちは!BELONG Media編集部です。
今回は前編に引き続き、夏フェスの話の続きです。
後編では、BELONG Mediaのスタッフである滝田、わきき、まりりんの3人が夏フェスの思い出とベストアクトを語り合います。
SUMMER SONIC 2026、大雨の中の開催
yabori
今年ってまりりんさん、サマソニ行ったんやんな。
はい、一昨日に。
まりりん
yabori
サマソニって千葉でやったんやんな。雨もすごかったやろ、千葉。
すごかったです。幕張メッセも一部避難所で使われてたみたいですけど。
まりりん
yabori
そうやろ。そもそも開催できたんやな。
やれてましたね。ちょっと寝坊したので13時くらいから行ったんですけど、普通にやってましたね。電車は遅れてましたけど、会場は普通にできてましたね。
まりりん
yabori
そうなんや。じゃあ、アーティストの遅延とかキャンセルとかもなく?
雨でのキャンセルはなかったです。そもそも考えると、私、行き始めてから10年以上経ってるんですけど、本当に大雨がすごかったっていう記憶があんまりなくて。1回だけ、1日だけビーチステージが強風がすごくてできなかったことがあっただけで、あとはちゃんと全部やってるんですよね。すごいなと思って。私が行ってる限りは、大雨みたいな記憶もあんまりないです。
まりりん
Tinderと音楽フェスの出会い
※yaboriは時間の都合上、ここで退出。
じゃあ、フェスの話なんですけど、Girlfriendzのインタビューの時でも話してた話で。2017年だったと思うんですけど、フジロックに3日間行ってて、キャンプだったので朝は時間があって、Tinder(※GPS機能を使用したマッチングアプリ)をスワイプしていたんです。フジロックの3日間が終わって家に帰って、お風呂に入って、歯を磨きながらまたTinderを見ていたら、DAY WAVE。プロフィールに「ギター」って書いてある外国人が表示されて。あ、フジロックでDAY WAVE見てたよな、と思って。ガチで写真もその人でした。あ、でもDAY WAVEって本人プラスサポートメンバーみたいな体制なので、その人は正式メンバーではなくて、サポートにはなるんですけど。でもこれ、この人と繋がれるんだって思って。
まりりん
ちなみにメッセージは送られたんでしたっけ。
わきき
スーパーライク送ったら返してくれたので、フジロックで見てたよって伝えたら、僕もうアメリカ帰っちゃったんだけどフジロック楽しかったよって返ってきましたね。ほっこりする感じでした。プロフィールにこんながっつりバンド名を書くんだって思って。
まりりん
あとあれなんですね、海外の人ってTinderやるんですね。
滝田
多分海外の方がTinderは気軽にやってるイメージありますね。
まりりん
あ、そうなんですか。てっきり日本のアプリだと思ってたんですけど。
滝田
もともと海外から入ってきたアプリですね。アメリカ発のマッチングアプリで、外国人ってオープンなのかなっていう。スポーツ選手とかも登録してたりして、私も一時期Tinderやってた時に、やたらバスケのユニフォーム着た外国人が出てくるなみたいなことがあって(笑)。バスケの外国人選手が来日してるタイミングだったんですね。
わきき
みんな結構オープンですよね、海外の人は。身バレしたくないっていう感覚がそんなにないんですよね、Tinderに対して。それから毎年、出演者とまたマッチしないかなって思って、フェス行くたびにTinderやってるんですけど、それ以降はさすがにあの人みたいなラッキーはないですね。音楽関係者、業界の人とかはいっぱいいるので、音楽の話ができる友達を探す機会みたいな感じにはなるんですけど。あと、めっちゃ友達もできます。一年で一番友達とマッチできる時期かもしれないです。
まりりん
確かにフェスでやるとそうですね。その発想がなかったです。
滝田
新たなTinderの使い道を教えてもらったような気がしました。
わきき
3キロ以内で全部この会場にいる人っていう感じになるので。
まりりん
それいいですね。手っ取り早く趣味が合う人とマッチングできて。
滝田
今はでも、最近1日参加が多いので、そんなゆっくりTinderやってる時間がないですね。
まりりん
そういえばどうでしたっけ、フジロック行った時あんまり覚えてないんですけど、電波は結構ちゃんとつながるんでしたっけ、あの辺。
わきき
場所によりますね。ステージの、やっぱり人がいっぱい集まってるグリーンステージの前の方とかだと全然繋がらないんですけど、キャンプサイトとかまで行くと、そこまで人もいっぱいいないので、全然快適に繋がります。
まりりん
そうなんですね。山の中だから電波あったっけなって今思っちゃったんですけど、あるんですね。
わきき
たまに全然繋がらない時もあった記憶があります。年ごとにちょっと変わってくるので、人の多さとかによって。
まりりん
フェスで一番思い出に残ってるバンド
まりりんさんって、パフォーマンスで言ったら、フェスで一番思い出に残ってるバンドとかアーティストってどれなんですか。
滝田
Sigur RósとB’zですね。
まりりん
B’zはサマソニですか。
滝田
ROCK IN JAPAN FESTIVALです。普通に国内アーティストで今までで一番すごかったフェスのライブってB’zだなって思います。
まりりん
歌もCDのまんまみたいな感じなんですか。
滝田
あの時、噂でギャラが通常よりも高かったって聞いたんですけど。代わりに誰もが知ってるヒット曲しかやらないっていう契約が交わされてたっていう話があって。普通にやったら、B’zファンの人しか知らないアルバム曲とかもやっちゃう可能性があるので、全部大ヒット曲でやってくださいっていう話があったらしくて。ライブは本当に全部知ってる曲だったんです。稲葉さんの体力も本当にすごくて。B’zの前に見たのが私、ART-SCHOOLだったので、うわぁ、体力が一番ないって思ってたところからのギャップが本当にすごかったですね。日本のバンドで一番貧弱なボーカルとパワフルなボーカルの差を感じました。
まりりん
面白いですね。それが両方届いたんだ。
わきき
ART-SCHOOLの理樹さんの方は「俺は握力がないからギターのコード押さえられない」ってライブのMCで言ってて。私が今見てるのって、どっちもロックバンドっていうくくりでいいんだっけ……みたいに思いました。ロックバンドって幅が広いなって。
まりりん
それぞれのベストアクト

ちなみに、まりりんさんのフェスの歴代ベストアクトは何でしたか?
わきき
2016年、フジロックのSigur Rósですね。
まりりん
Sigur Rósは死ぬ前には1回は見たいバンドですね。
滝田
Sigur Rósってどんな風にライブをやるんだろうって。イメージが湧かないんですけど、どんな感じなんですか?
わきき
サポートメンバーもそれなりに入ってて、なんかすっごいキラキラしてるんですよね。音がもう、フジで見た時が初めてだったし、それまでそこまでSigur Rósが好きじゃなかったので、後ろの方で普通に椅子に座ってたんですけど。途中からずっと、もう涙で前が見えないくらいになって。こんなに美しいものが世界にあったんだみたいな感じで。
まりりん
去年か一昨年ぐらい来てましたよね。
わきき
来てました。来てました。
まりりん
行けばよかったってなりました。迷ったんですけど。
わきき
ライブはストリングスを入れていて、また一味違っていてよかったです。
まりりん
今映像とか画像、ライブレポみたいなの見てるんですけど、みんなギター、弓で弾いてますね。
滝田
あ、そうです。バイオリンの弓みたいなもので弾いてます。
まりりん
ストリングスの数が凄い。
滝田
一度は見てみたいですね。ぜひ見てほしいです、次来た時には。
わきき
でも僕はもうあれですね、来年のRadiohead。
滝田
あ、ねえ、話題になってますね今。
わきき
前回サマソニじゃなくてっていう感じなんですかね。普通に単独なのかな。
まりりん
いいですね、単独で来てほしいですね。前回見たのサマソニだったので、僕、単独では1回も見てなくて。
滝田
前回、あれ「Creep」やった時ですよね。
まりりん
そう、その時も僕も涙で前が見えないって感じで。
滝田
私、その年はボランティアスタッフとして行ってたんですけど、終わりの時間だったのでみんな片付けてて。「あそこフードチケット余ったから、これで食べ物買ってきていいよ」って言われて。私ともう一人でマリンスタジアムの周りのフード屋台でいろいろ買ってたんですけど、両手いっぱいにかき氷やら食べ物を抱えた状態で、マリンの方から「Creep」が流れてきて。一緒にいた人が「俺は今、『Creep』やってるのに」って動揺し始めて。でも、フードを持ってるから中に入れなくて、「俺は今日誕生日なのに」って。私が「それ持とうか、持ってるから行ってきていいよ」って言いたかったんですけど、一人で持てる量じゃなくて。全部投げ出してでも行く?って聞いたら、その人は「もう俺はここで泣きながら音だけ聞く」って言って、その場を守ってました。
まりりん
生で見れる「Creep」も一生もんですけど、見れないのも絶対後々いい思い出になりそうです。
滝田
結構忘れられないですね、あの慌てふためき具合を。
まりりん
いい思い出になってますね。それ、東京の方でやったんですよね、Creepは。私はその時、大阪会場に行ったと思うんですよ。Radioheadが出てくるの待ってたんですけど、姉と一緒に行ってて。SEが精神的に来る感じの音楽がずっと流れてて。50分ぐらい経っても出てこなかったんですよ、Radioheadが。そしたら姉が気持ち悪くなってしまって、「この音楽の中にいたら私は気がおかしくなる」って言い出して。その時に、違うステージでThe 1975が出るってことになって、「そっちの方が気が楽に見れるよね」って言って。なんとRadiohead目的で行って、Radioheadを見ずにThe 1975で締めて帰ってくるということをしてしまいました。
わきき
それはRadioheadが悪いですよ。早く出てきてくださいっていう。
まりりん
50分くらいSEがずっと流れてましたね。なかなか出てこないな、なんかあったのかなって。なので来年は行きたいなと思います。
わきき
今年はすぐ出てくることを願うしかないですね。
まりりん
さすがにもし単独でそれだけ待たされたら……
わきき
出てこないなら出てこないで、気持ち悪くない音楽を流してもらうしかないですよね。
まりりん
そうですね。でもRadiohead好きな人たちは大丈夫な感じなんでしょうね、あの音楽は。うちの姉が繊細だったっていう話で。
わきき
そうですね。記憶違いかもしれないですけど、東京の時も出てくるの時間かかりましたけど、もうSEどころじゃなくて、出てくるドキドキで、これから来るんだって。
滝田
今まで行った一番良かったフェスとして、この年のこの日が一番良かったみたいなのってあります?
まりりん
そうっすね。どの年か……でもそれで言ったらあれですね、僕、Carly Rae Jepsen、目の前まで来てタッチしてくれましたね、サマソニで。
滝田
色々と見逃してる気がします。夏フェスは人と一緒に行くのもいいけど、一人で行動できる人と行くのがいいなって思いました。yaboriさんと一緒に働いてた時に、今年サマソニ行くんですけど、おすすめのアーティスト教えてくださいって言ったんですよ。そしたらWolf Aliceを勧められたんですけど、友達が見たい人と時間かぶってる問題で半々で見ようと思ったら、思ったよりステージ間の移動に時間かかって着いたら終わってました。「私こっちのステージ行くから、じゃあ私こっちね」ってできる人と行くのが一番いいんだろうなって。
わきき
そうですね。友達と行くとそういう問題が発生しますもんね。
滝田
時間かぶってるとね。
わきき
確かに。僕、Wolf Aliceの初来日はサマソニで見ましたけど、絶対見た方がよかったです。2015年ですね。
滝田
私、その年はマリリン・マンソンを見に行ってます。
まりりん
あ、そうです。僕もマリリン・マンソン見ました。
滝田
私、通路の最前のところで見てたんですけど、マンソンが降りてきて客に手を伸ばしてたんですよ。触ったんですけど、人間の肌だと思えないくらいヌルヌルしてて。本人も汗でメイクがドロドロに溶けてて、手もヌルヌルしててすごいびっくりしました。
まりりん
マリリン・マンソンは近くで見ない方がいいアーティストなのかもしれない・・・
滝田
滝田さんは他のアーティストで、このステージすごかったなみたいなのはあるんですか。
わきき
このステージすごかったな……か。いや、でもあれだな。去年のBABYMETALですね。初めてちゃんと始めから最後まで見たんですけど、すごいと思ってて。好きでも嫌いでもないみたいなテンションでいたんですけど、ちゃんとパフォーマンス見たら、やっぱり世界的なアーティストなんだって思って感動しましたね。
滝田
そうなんですよ。BABYMETALを見ると本当に好きになっちゃうんですよ。
まりりん
いやそうっすね。ちゃんと可愛いし、パフォーマンスもしっかりしてるし、演奏もうまいし、バンドもめっちゃすごいし。
滝田
嫌いな理由が本当にない。
まりりん
好きな理由しかない。周りにいるお客さんもそれぐらいのテンションで、最初は珍しいもの見たさで見てるけど、気づいたらみんな踊ってるとか、ちゃんと振り付けしてるとか。やっぱりそういう話題性というか、世界的なアーティストとかは、見れるときに見といた方がいいなって。
滝田
オーストラリアのホストマザーとそのイギリス人彼氏のお気に入りだったの思い出しました。
わきき
編集後記
さて、いかがでしたか?
それぞれのフェス愛が思わぬ形で溢れ出す座談会になりました。
普段の記事づくりとはまた違う、スタッフの素顔が見えたのではないでしょうか。
BELONG Mediaのこれからに、よかったら注目していてくださいね!










