最終更新: 2024年4月8日

3人組ガールズ・ポストパンクバンドTAWINGS(トーイングス)。待望のリリースとなったデビューアルバム『TAWINGS』はどのような仕上がりになったのだろうか。

Cony Plankton(Vo./Gt.)、eliy(Ba.)、Yurika(Dr.)の3人にメンバー全員インタビューを行い、『TAWINGS』とルーツについて語ってもらった。

TAWINGSとは


3人組ガールズバンドTAWINGS(トーイングス)は、実に自由奔放なバンドだ。ゆえにその実態をあぶり出したくなる。

結成から3年もの月日が経過し、待望のリリースとなった1stフルアルバム『TAWINGS』。

初のCD化作品であるのに関わらずポストパンク~ニューウェーブ、そしてシューゲイザー、サイケなど多様を極め、手に余るまでに茶目っ気に溢れる作品だ。

音楽性のみならず、出で立ちやアートワークどこを切り取っても異色な彼女たちの本質に迫るべくインタビューを行った。

どのように結成され、何に影響を受けて、今作をどんな気持ちで今作を作りあげたのだろうか。

メンバー全員インタビュー

アーティスト:Cony Plankton(Vo./Gt.)、eliy(Ba.)、Yurika(Dr.) インタビュアー:滝田優樹

TAWINGSの意味

-まずは、バンド結成の経緯をお聞かせください。
Cony:もともとメンバーとだったKanaeちゃんと高円寺のU.F.O. CLUBでやっていたガレージ・ロックのイベントに遊びに行って、そこで突然バンドをやりたくなって、その場で「やろう」って2人で盛り上がりまして。しかも「ガールズバンドね」みたいな感じで(笑)。それで私の周りにいた子を集めていきました。eliyちゃんは同じ職場で知り合って、Yurikaちゃんは共通の友人がいて。

-皆さんそれぞれ初めてのバンドだったんですか?
Cony:私はちゃんとバンドを組んだのは初めてですね。
eliy:高校の時コピーバンドは少しだけやったことがあったんですが、これもメンバーは女の子だけでした(笑)
Yurika:私だけちょっとやっていました。

-ちなみにConyさんはバンド結成を機に楽器を始められたんですか?
Cony:高校の軽音楽部でコピーバンドとかはやったことはありました。

-続いてバンド名の由来を教えてください。TAWINGSは造語ですよね?
Cony:とにかく名前のサウンドをカッコよくしたい。そして、言いやすくて書いたときに可愛い名前って考えていて、みんなで色んな単語とかを出し合っていたんです。そこで“TAW”で“トー”って発音する単語があるってことに気がついて。もっと言いやすくするには“INGS”をつけた“TAWINGS”がいいじゃないかってなりました。
eliy:本当に偶然できた名前で。「これだ!」ってなったよね。

デビューアルバム『TAWINGS』

TAWINGS
-1stフルアルバム『TAWINGS』なのですが、悪戯心溢れる作品にしびれました。結成から約3年が経過してのリリースとなりましたが、感想はいかがですか?
eliy: 3年あっという間だったんですけど、今まで配信と7インチとカセットでのリリースっていうちょっとニッチな感じでやっていたんで、今回やっとバンドとして名刺代わりになるものができたと思います。やっぱりCDでリリースすると周りの反応も違っていて。
Yurika:確かに。
eliy:本当にこれからなんですけど、やっとTAWINGSを色んな人に知ってもらえるスタート地点に立ったっていう感じです。
Cony:私ももちろん名刺代わりになるものができたっていう意味では幸せです。ただ、この3年間で自分のなかでも変化もたくさんあって。曲ごとにジャンルがバラバラになっちゃたりして、「これを1枚にしていいのか?収集つかなくなっちゃうかも」っていう葛藤もありました。それでも「これが私たちだからもういいっしょ」って開き直って、ありのままをアルバムに詰め込んだ次第ですね。そして、周りの人に全体を通して(いい意味で暗い)っていう風に褒めてもらったりして、結局私は暗いんだってことを再認識できてよかったです。

-よかったんですか?(笑)。
Cony:そうですね(笑)。なのでバラバラだと思っていた曲たちを1枚のアルバムにしてよかったです。
Yurika:曲は基本的に全部Conyちゃんが考えていますが、メンバーとしてその曲たちが作品として完成したことを素直に嬉しく思います。バンド自体とにかく走り続けた3年間だったので、アルバムのリリースは感慨深いですね。Conyちゃんは作品を作っている時から曲がバラバラだっていうことを気にしていたんですが、メンバーみんなも飽き性だし、曲調がバラバラなことは気にならなかったです。ちゃんと1枚にまとめられて、いいアルバムができたと思っています。

-いい意味でつかみどころのない作品となりましたね。特に3人になってから発表された「水仙」や「POODLES」は一度バンドサウンドから離れた印象を受けました。
Cony:単純にシンセを入れたのが、そのように感じた原因かもしれません。もともと「シンセを入れたいな」ってずっと思っていたんですよ。それで、今回「よしやろう!」ってタイミングでシンセを入れたら、やっぱりサウンドの幅が広がって。ライブでも音の厚みを感じられたので、積極的にシンセを入れていこうってなりました。最近作った曲はシンセが入りがちっていう。あとは「水仙」はこれまでの楽曲よりもシューゲイズ色が強いと思うんですけど、ギターソロを強く歪ませたのは今回共同プロデュースをしてくださったKlan Aileenの松山さんの提案です。最初は若干歪んでるくらいのギターソロだったんです。

-Klan AileenはTwitterで暗いアルバムになったというツイートをされましたよね(笑)。
Cony:それまで暗いと思ってなかったよね?松山さんにマスター音源を送ったら「ものすごく暗くていいアルバムですね」って返事がきて。それで「あれ?暗いっけ?」ってなって(笑)。そしてTwitterで松山さんが「暗い」ってツイートしてくれたからか、検索しても“暗い”という感想もあって。でもこれはきっと悪いことじゃないなって思ってます。

-暗いってよりは神秘的な感じがします。
Cony:スピリチュアルなんですよね。

共同プロデューサーはKlan Aileen

Milk
-Klan Aileenの松山さんに共同プロデュースをお願いしたのはどういった経緯だったんですか?
Cony:Klan Aileenの『Milk』っていうアルバムを聴いて、すごくサウンドのバランスがよかったので、エンジニアとして参加してもらいたいなって思ったのがきっかけです。最初はその予定だったんですけど、私がアレンジの段階で行き詰っていたので、プロデュースって形で数曲関わってもらおうってなりました。

-「水仙」以外はどの曲のプロデュースに携わっているんですか?
Cony:「Hamburg」と「Statice」もですね。この3曲は松山さんのバイブスがちゃんと入っていますね。

-リズム隊はいかがだったんですか?
eliy:「水仙」に関して、ベースとドラムは別で録ったのですが、その後の音作りや全体のバランスは松山さんやエンジニアさんと一緒に進めて行きました。
Cony:実は「Hamburg」って曲はほとんど私と松山さんとで録音したんです。ぼんやり曲の構成があるなかで、その場で私が「これどう思います?」って聞いて、松山さんが「いいんじゃない?」みたいな感じで作っていって。そのやりとりのなかでも的確なアドバイスをくれたりして。あとはドラムも「私がタムをやるんで、松山さんはキックをやってもらえますか?」みたいなのもあったりして(笑)。
Cony:「Hamburg」では松山さんもメンバーの一員になったみたいで、新鮮でした。

-ちなみに「Hamburg」のタイトルの由来は何ですか?
Cony:もう解散しちゃってるんですけど、Burgh(バーグ)っていうポストパンクのバンドがいて。そのバンドと親交もあってよくライブに行っていたし、影響も受けてるんですよ。
Yurika:そのバンドメンバーにConyちゃんを紹介してもらいました。
Cony:そうそうそう!で、「Hamburg」のリフがBurghっぽいなって思っていて。これはもう半分Burghだなと思って「Hamburg」になりました。

-アートワークも自身が手掛けているようですが、こだわりがあれば教えてください。かなりサイケデリックな仕上がりですね。
eliy:初めてのアルバムだし、タイトルも『TAWINGS』だし、自分たちの顔にしたいって思いました。でも生々しさを出したくなかったので、絵画っぽくクラシックにしたいって思ってイメージに近づけていきました。
Cony:妖しい感じにしたかったんだよね?
eliy:うん。サウンドに通ずるものをイメージできたらなと思って、色味もかなりこだわったよね。Derek and the Dominosの「いとしのレイラ」やSiouxsie And The Bansheesの世界観にもかなり影響受けたよね。

-「水仙」はMVをeliyさんが監督されたということですが自分たちで作るのは簡単じゃないですよね?
eliy:大変でした。「水仙」のMVを作ろうってなった時に私の中でイメージがパッて浮かんだんです。それを人に伝えるのも難しくて自分で作るしかないんじゃないかって。メンバーも背中を押してくれたので挑戦しました。
今回のCony:去年ルー・リードの「Make Up」をカバーした時にもMVを作ったんですけど。
eliy:そうだったね。どうしてもクリスマスに発表したくてConyと2人で徹夜して作ったんですけど、それがはじまりです。
Cony:「もう、何で書き出せないの!」とかギャーギャー言いながらクリスマスの夜にバタバタしながら作って(笑)
eliy:無事公開して外に遊びに行ったんですけど、反応が気になりすぎて全然落ち着かなかった(笑)。

Make Up

-「Make Up」は、今回リリースのアルバムには収録されていませんが、DYGLやSUMMERMANらが参加のカバー・コンピ『RHYMING SLANG COVERS』に収録されています。また、デジタルシングルとしてもリリースされていますよね?この曲を選曲した理由はなんだったんですか?
Cony:いろいろカバーしようっていう候補はあったんですけど、とにかくルー・リードの歌い方が私には歌いやすかったんです。あとは「Make Up」の歌詞がすごい乙女っぽいというか可愛らしかったので、私たちがやったらいい感じになるかなと思ってですね。

-この曲はTAWINGSバージョンのジャケも面白いですよね。
Cony:メイクアップして、お母さんに撮ってもらいました。ルー・リードもメイクされますよね?とにかく白塗りが好きなので「Invisible」のMVでも白塗りしているんですけど、勢いでやりました。

-それでは今作をどんな人に今作を聴いて欲しいと思いますか?
Cony:今まではカセットや7インチを出して、尖っていたというか・・・。その当時は尖りまくって、興味がある人だけ聴いてくれればいいなって思っていたんです。だけど、アルバムをリリースするってなったときに、できるだけたくさんの人に届けたくなって。曲を少しアレンジしたり、聴きやすいミックスにしたりとか試行錯誤しました。新曲にはそういうことにもかなりこだわったので色々な人に聴いてほしいと思います。

-その心境の変化について詳しく教えてください。
Cony:自分自身が他のアーティストの活動から勇気をもらうことがたくさんあって、曲作りをしているときにも背中を押してもらいました。だから自分もそういう存在になりたいと思うようになったんです。私が自由に創作活動をすることよって、様々な人の表現する勇気や活力に繋がったら素敵だなと。それが創作意欲だけじゃなくて日常の癒しだったり、その人のためになったら嬉しいです。

-なるほど。
Cony:正直今までの曲は自分やその周りの小さな世界のことばかり考えていて、色々な側面で視野が狭かったんです。アルバムの制作には時間がかかりましたが、自分が世の中に与える影響をゆっくり考えることができたのは良かったと思っています。

-お二方はいかがですか?
Yurika:自信をもっていいものができたと思えているので、単純に私たちの作品を聴いて音楽に興味をもってくれたら嬉しいし、色んな音楽を聴くきっかけになってくれたらすごくいいなと思います。そういう意味でも色んな人に聴いてもらえると嬉しいですね。
eliy: 3年間かけてやってきたことがやっと形になりました。誰かのためにやっているわけじゃないんですけど、私もたくさんの作品に支えられてここまで来たので、自分たちの作品も誰かの生活に寄り添う作品になってくれたらなって思います。

-まさにTAWINGSを知らない人が聴いたら面白い作品になっていると思いますね。
Cony:ワールドワイドに興味をもってもらえるサウンドにしようとしたので、日本にとどまることなく世界中で聴いてもらいたいですね。世界でやっていきたいと思ったときに日本語歌詞もやってみたいとちょっと思っていて。

-この先日本語詞の曲も生まれるかもしれないと?
Cony:これからは日本語の歌詞にも挑戦したいですし、英語ももちろん勉強していきます。イギリス人の友達が、細野晴臣さんの作る英語の歌詞ってとてもおもしろくて魅力的だって言っていて、こういう見え方もあるのかって思ったんです。きっと、日本人の作る英詞も海外の人が紡ぐ自由な日本語みたいに面白いんだろうなって。なので、これからは日本人としての魅力も探っていきたいです。流暢なのが、綺麗なものだけが美しいじゃないってことを胸に留めながら曲を作っていきたいです。そういう意味で、ワールドワイドな価値観というか美的感覚を追求していきたいと思います。

TAWINGSのルーツ

Heads Up [輸入アナログ盤 / 2LP] (RTRADLP780) [12 inch Analog]
-TAWINGSのルーツにあたるアルバムを5枚教えてください。またどういう部分に影響を受けていますか?
Cony:初期にやっていたポスト・パンクやガレージ・ロックだと、Dum Dum Girlsの『Too True』影響は絶対ありますね。最近影響を受けたのはThe Horrorsの『Primary Colours』。あとはドイツのCOBRA KILLERっていう女の子2人組がいるんですけど、それの『76/77』っていうアルバムですね。ローファイで自分のスタイルがしっかりしているっていうのをやりたいって思ったきっかけになった作品です。
eliy:Warpaintの『Heads Up』です。サウンドももちろんですが、バンドの今後の在りかた、マインドがいいなっていうのをメンバー同士でもよく話していて。女性のバンドってビジュアルにフォーカスされがちなことが多いですが、しっかり本質で評価されている憧れの存在です。
Cony:バンドのスタンスが魅力的だもんね。
eliy:Warpaintはメンバーがみんな30代後半くらいなんですけど、自分たちも年齢や性別にとらわれずかっこよく在りたいなって思います。

-やはりガールズバンドから受ける影響は大きいですか?
Cony:面白い活動をしてる女性たちをみると、やっぱり私たちも頑張るぞって思います。
eliy:どうしてもシンパシーは感じてしまうよね。
Yurika:あとはSiouxsie And The Bansheesとか?
Cony:それもありますね。あ、あと1枚はThee Oh Seesの『Carrion Crawler/Dream』ですね。これは自分がガレージ・ロックっぽい曲を作っていた時に、影響受けたやつです。

リリース情報

TAWINGS
TAWINGS

posted with amazlet at 20.01.18
TAWINGS
AWDR/LR2 (2019-12-18)
売り上げランキング: 50,543

レーベル:AWDR/LR2
品番:DDCB-12112
収録曲:
01.Statice
02.POODLES
03.Invisible [Album Ver.] 04.UTM [Album Ver.] 05.Hamburg
06.水仙
07.Listerine [Album Ver.] 08.Dad Cry [Album Ver.]

Make Up
Make Up

posted with amazlet at 19.08.29
AWDR/LR2 (2019-08-28)

収録曲:
1.Make Up(LOU REED Cover)

RHYMING SLANG COVERS
RHYMING SLANG COVERS

posted with amazlet at 19.08.29
TAWINGS,SUMMERMAN,CHIIO,NENGU,すばらしかなど) V.A.(DYGL
RHYMING SLANG (2017-12-27)
売り上げランキング: 290,182

収録曲:
1.Half Mile Beach Club – FUCKIN’ IN THE BUSHES / OASIS
2.DYGL – EVER FALLEN IN LOVE(WITH SOMEONE YOU SHOULD’T’VE) / BUZZCOCKS
3.SUMMERMAN – No Wonder / CHESTER COPPERPOT
4.NENGU – 威風堂々 / Sir Edward William Elgar
5.Suueat. – SOMETIMES ALWAYS / THE JESUS AND MARY CHAIN
6.すばらしか – Ophelia / THE BAND
7.ザ・ハイマーツ – I’m Just a Mops / THE MOPS
8.THE BUTTERCUP – Shortnin’ Bread / James Whitcomb Riley
9.Screechy Club – Throwaway / Mighty Mighty
10.Cairophenomenons – TELL HER NO / THE ZOMBIES
11.TAWINGS – MAKE UP / LOU REED
12.Luby Sparks – The Nightingale / Julee Cruise
13.Yüksen Buyers House – Not In Love / Crystal Castles
14.AKUA – Ceremony / New Order
15.CHIIO – Making Plans For Nigel / XTC
16.Far Farm – Dream Full Of Dreams / Donnie & Joe Emerson

ライブ情報

1stアルバム「TAWINGS」のリリースを記念し、初の自主企画を開催!スペシャル・ゲストにNYからMIHO HATORI(Ex Cibo Matto)を迎え開催する。

TAWINGS 1st Album Release Party “Chocotto Love”
2020年2月14日(金)@渋谷WWW
出演:TAWINGS、MIHO HATORI (NEW OPTIMISM | Ex Cibo Matto)
開場・開演:18:30/19:30
チケット:
¥3,000(前売り料金、1ドリンク別)
¥4,000(当日料金、1ドリンク別)
販売先:
PIA(Pコード 174-596 http://t.pia.jp TEL | 0570-02-9999)
INFO(WWW 03-5458-768)

プロフィール


Cony Plankton(vo, g)、eliy (ba)、Yurika(dr)。
2016年結成の3人組バンド。ガレージ、ポストパンク、ニューウェーブなど様々な要素を飲み込んだサウンドで、東京を拠点に活動。2017年5月に1st シングル「Listerine/Dad Cry」を7インチでリリース、その後2018年1月に2nd シングル「Invisible/UTM」をカセットでリリース。The Lemon Twigs、Hinds、Japanese Breakfast など多くの海外アーティストのサポートを務め、2018年の SXSW に出演、初の海外公演を行った。2019年10月15日に Luby Sparks との共同企画「Dreamtopia」を WWW で開催。2019年12月18日には1st アルバム『TAWINGS』をリリースが決定。
HP:https://tawingheads.wixsite.com/hifromcalifornia
Youtube:Tawings love
soundcloud:https://soundcloud.com/tawings
bandcamp:https://tawings.bandcamp.com
Twitter:https://twitter.com/tttawingsss
instagram:https://www.instagram.com/tawingsband
Facebook:https://www.facebook.com/tttawingsss

Youtube

TAWINGS – 水仙 (Official Music Video)

TAWINGS – POODLES feat. fLuffY anGeLs

TAWINGS – Make Up(LOU REED Cover)

ライター:滝田優樹

北海道苫小牧市出身のフリーライター。音楽メディアでの編集・営業を経て、現在はレコードショップで働きながら執筆活動中。猫と映画観賞、読書を好む。小松菜奈とカレー&ビリヤニ探訪はライフスタイル。