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最終更新: 2026年11月2日

こんにちは!BELONG Media編集部です。

音楽好きなら、きっと一枚は持っているバンドTシャツ。ライブの物販で買ったもの、友だちからのプレゼント、なぜか手元に残っている一枚……。

そこには、バンドへの思い入れだけでなく、買った日の景色や、そのころの思い出まで染み込んでいたりしますよね。

そこで今回は、BELONG Mediaのスタッフが、それぞれの「バンドTシャツ」を持ち寄って語り合ってみました。前編では、ほぼ予習なしで観に行ったKing Crimsonのライブの話や、

今回参加できなかったまりりん、RAM、Niniからも、お気に入りのTシャツの写真とエピソードが届いています。ぜひ最後までお楽しみください!

参加者:yabori(司会)、滝田(Takita)、わきき(Wakiki) コメント参加:まりりん(Maririn)、RAM、Nini

予習ゼロで観に行ったKing Crimson。ステージにドラムが3台!?

yabori
yabori
ほな、今回のテーマは“思い入れのある、バンドTシャツ”の話でいこか。まずはわききさんのKing Crimsonのやつからやな。これが一番意外やったんやけど、なんでKing Crimsonなん?
実は、これだ、という決め手のライブTシャツがあまり見当たらなくて(笑)。ライブで一度着たきり、タンスにしまってあるものが多いんです。なので、夏のあいだによく着ているこの一枚にしました。King Crimsonの来日公演に行ったときのもので、たしか2015年、もう10年ちょっと前ですね。
わきき
わきき

yabori
yabori
King Crimson、めっちゃシブいな。1969年に結成されたイギリスのバンドで、ギターのロバート・フリップ(Gt.)がずっと中心におるプログレの大御所なんよ。
ちゃんと聴き込んだのは、ライブのあとだったと思います。何かライブに行きたいなと思ってネットを見ていたら、たまたまKing Crimsonの来日公演が目に入って、“誰だろう?”って(笑)。それで、行く前にとりあえず一番最初のアルバム『クリムゾン・キングの宮殿』(『In the Court of the Crimson King』)だけ聴いて、かっこいいから行ってみようと思って行った感じです。
わきき
わきき

ほぼ何も知らずに向かったライブ

yabori
yabori
ほぼ何も知らんと行ったってこと?
そうなんです(笑)。会場に入ったら、まずドラムセットがいきなりボンッと3つ並んでいて。
わきき
わきき
yabori
yabori
ドラムセット3つでライブやってるん?
はい。ステージの一番前にドラムセットが3つ並んでいて、その後ろに少し段があって、そこにベース、ギター、ボーカルたちがいる配置でした。とにかくリズム隊の厚みがすごくて。“それ何?”と思うような、楽器なのかなんなのかよくわからないものを使って音を出している場面もあって、それもめちゃくちゃかっこよかったです。それと、私はそのとき20代半ばだったんですが、まわりが……。
わきき
わきき
yabori
yabori
ああ、年齢層高かった?
そうなんです。高めで、ほとんど男性でした。会場に入った瞬間にびっくりしましたし、ライブ中も歓声がものすごく野太くて、ひとりでちょっと笑っていました。
わきき
わきき
yabori
yabori
メンバーもかなり高齢なんちゃう?
そうですね。メンバーは入れ替わっているので、少し若い方もいましたが、それでもベテランの方々です。そのときはドラムも3人いましたしね。
わきき
わきき
yabori
yabori
ドラム3人で演奏するなんて、わけわからんよな(笑)。誰か、このセットの写真って見たことある人おる?
調べてみましょう。“King Crimson ライブ”で検索したら、出てくるかな。
わきき
わきき
Wikipediaに画像がありますよ。
滝田
滝田

『クリムゾン・キングの宮殿』で決めた来日公演

yabori
yabori
何これ(笑)。そもそも、ほとんど知らんのにKing Crimsonを観に行ったっていうのが、すごいけどな。
いや、チケットを買う前に聴きはしたんですよ。何が気に入ったかというと、ファーストアルバムの『クリムゾン・キングの宮殿』を聴いて、デビュー作なのに“この世の終わりみたいな音楽をやってる”と思って、そこがいいなと感じたんです。それに、年季の入ったバンドって、毎回のように“最後の来日公演”と言われるじゃないですか。そのときも例に漏れず、みんな“たぶん最後の来日だろうね”と言っていたので、“これを逃したらもう観られないかも”と思って。それで行ってみたら、すごく良くて、けっこう好きになった、という感じです。
わきき
わきき
yabori
yabori
ライブ映像があったから貼っとくな。

物販で買った一枚と2015年のツアー

yabori
yabori
なるほどね。そのTシャツはいつ買ったん?
ライブ終わりの物販で、一番残っていたものなんです(笑)。何か記念に買って帰ろうと思って、とりあえず買ったんですけど、意外と夏場に外へ着ていくことが多いですね。私が観た2015年は、ドラムセットが全体的に青かった印象があります。
わきき
わきき
yabori
yabori
2015年のツアーは、東京で何公演もやって、大阪にも寄って、高松や名古屋まで回ってるんやな。やっぱり日本でも人気あるな、King Crimsonは。

メンバーと同じ世代のファンが多いのかな。たぶん私、渋いのが好きなんだと思います。
わきき
わきき
yabori
yabori
なるほど!
でも、一流のプレイヤーばかりが集まって演奏しているので、めちゃくちゃかっこよかったです。演奏の迫力も、お客さんの歓声の熱量もすごかったです。
わきき
わきき

まりりん、RAM、Nini。海外から届いたお気に入りのTシャツ

yabori
yabori
ほな、ここからは、海外にいて今回は参加できんかったまりりんさん、RAM、Niniのお気に入りTシャツを紹介していくで。まず、まりりんさんが送ってくれたのは、The VinesのTシャツの写真や。2人はThe Vinesって好き?というか、知ってる?

高校か大学のころに友達が好きで、曲名は忘れちゃったんですけど、1曲だけめちゃくちゃ聴いていました。
滝田
滝田
yabori
yabori
1曲だけなんや(笑)。わききさんはどう?
知らないです。
わきき
わきき
yabori
yabori
2000年代に出てきたオーストラリアのバンドなんよ。2008年の『Melodia』ってアルバムは、よう聴いてたわ。曲が短くて、2分台の曲がかなり多いんよな。曲はめっちゃええし、ボーカルのクレイグ・ニコルズ(Vo.)は“ジョン・レノンの再来”って言われるくらい評価されてたんよ。
そうでしたね。ライブもかなりエモーショナルな感じで、懐かしいです。あ、僕がずっと聴いていたのは「Get Free」っていう曲です。いい曲ですよね。
滝田
滝田
yabori
yabori
「Get Free」は初期の曲やな。2002年のデビューアルバム『Highly Evolved』に入ってるわ。

Niniが選んだGorillaz

yabori
yabori
続いてNini。NiniはGorillazが大好きらしい!わききさんも写真は見たよね?
見ました。ヌードルのTシャツですね。Gorillaz、かっこいいですよね。
わきき
わきき

yabori
yabori
ヌードルは、Gorillazでギターを担当しとるキャラクターやな。そもそもGorillazは、アニメのキャラクターたちで構成された音楽プロジェクトなんよ。「Feel Good Inc.」のMVにも、ヌードルが出てくるで。

yabori
yabori
Niniにとっても、一番のお気に入りがこのGorillazのTシャツみたいなんよ。大好きなバンドだからというだけやなくて、着たときの見た目も気に入ってるらしいわ(笑)。Niniのコメントを紹介するな。

 “買ったのは、2021年12月24日。日が沈みかけているのに、着る新しい服がなかったそう。中南米では、クリスマスや新年に新しい服を着るのがごく一般的で、家族にとっても‘クリスマスイブに新しい服を最低1枚は’というのが大事なことだった。慌てて路上で服を売っている場所に行ったものの、物がありすぎて気に入るものが見つからなかった。そこにバンドTシャツを売っているおじさんが現れて、見つけたのがこのTシャツだったそう。当時は‘自分には大きすぎる’と思ったけれど、今はぴったり。その年のクリスマスの新しい服になって、それ以来ずっと一番のお気に入りだそう。NiniはRed Hot Chili Peppersも好きで、そのTシャツの写真も送ってくれた。(Nini)” 

RAMが最初に買ったThe Stone Roses

yabori
yabori
次はRAM。“いいテーマだね!”って盛り上がっていて、“着古してダメになったTシャツは、だいたいパジャマに格下げされるよね(笑)”って言うてたわ。RAMのコメントも紹介するな。
yabori
yabori
“RAMが一番最初に買ったTシャツは、The Stone Roses。1stアルバムの中でも「Made of Stone」が特に好きで、あのアルバムのアートワークもずっとかっこいいと思っていたそう。今どこにあるかはわからないけれど、そのデザインの画像をネットで見つけて送ってくれた。”

おお、おしゃれですね。かっこいいですよね。
わきき
わきき
yabori
yabori
The Stone Rosesは、1989年にデビューアルバム『The Stone Roses』を出したマンチェスターのバンドなんよ。あのジャケットは、ジャクソン・ポロックの絵に影響を受けとるらしいで。ライブ映像も貼っとくな。

友達からの誕生日プレゼント、The Beatles

yabori
yabori
それから、友達が誕生日にプレゼントしてくれたThe BeatlesのTシャツもあるんやて。友達は“ちょっとした冗談のつもり”って言ってたらしいんやけど、RAMはその冗談の意味がわからんかったそうなんよ(笑)。でも、そのTシャツが大好きで、どこにでも着ていくらしい。2024年にポール・マッカートニーのライブを観に行ったときも、このTシャツを着ていったんやって。

謎のアニメTシャツの正体はPanchiko

ところで、このアニメの女の子みたいなTシャツは、何なんですかね。
わきき
わきき
yabori
yabori
あれ、何なんやろ。“デスメタル”って書いてあるんやけど、“デスメタル パチンコ”……?
わからないですね。キャラクターも、綾波レイに見えたり、見えなかったり……。
わきき
わきき
yabori
yabori
Bandcampで調べてみたら、Panchikoっていうイギリスのバンドがおって、『D>E>A>T>H>M>E>T>A>L』っていう作品があるみたいやな。
あ、すみません、“パチンコ”じゃなくて、“Panchiko”って書いてありますね。
わきき
わきき
yabori
yabori
パチンコやなくてPanchikoか(笑)。なるほどな。RAMによると、このTシャツはサイズがすごくタイトで、今はあまり着てないそうなんやけど、思い出があるらしいわ。RAMのコメントの続きを紹介するな。

 “ブエノスアイレスで、美術館や博物館が無料で入れる「La Noche de los Museos」(博物館の夜)というイベントがあるそう。RAMはNiniと友人と一緒に、近代美術館に行ったとき、館内がすごく混んでいて、展示室を出て廊下を歩いていたら、入れ違いで入ってきた女の子が‘そのPanchikoのシャツ、いいね’と早口で言って、さっと行ってしまった。RAMは‘バンドTシャツに気づいてもらえるのって、すごくいいことだと思う。うれしかった(笑)’とのこと。もうひとつ、The ClashのTシャツも持っているけど、ちょうど洗濯機の中だとか(笑)。夏場はよく着ていて、職場でも‘それ何?’と聞かれることが多く、意外だったそう。‘うちのオフィスがパンク好きの集まりだなんて知らなかった(笑)’。(RAM)” 

編集後記

さて、いかがでしたか?

RAMのコメントにあった「着古してダメになったTシャツは、だいたいパジャマに格下げされる」という話に、思わずうなずいた方も多いのではないでしょうか。

ライブ会場の物販で買った一枚も、プレゼントされた一枚も、路上で見つけた一枚も、着ているうちに、いつの間にか自分の思い出の一部になっていくのだと感じました。

あなたのクローゼットには、どんな一枚が眠っていますか?

後編では、滝田の「悔しくてしかたない」エピソードや、yaboriにとって今もなお謎が残る2007年のサマソニの話が待っています。引き続きお楽しみください!

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