最終更新: 2020年5月16日

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New Order- Restless(yabori)
New Orderが10年ぶりの新作『Music Complete』をリリースするという話は聞いていたが、今さらどうなんだろうと正直思っていた。しかし先日公開されたリード曲の「Restless」の充実ぶりから察するに、来るべき新作アルバムはかなり期待できそう。なお新作にはThe Killersのブランドン・フワラーズとLa Rouxのエリー・ジャクソンが参加するという充実ぶりからして、New Orderの復活作として記念碑的なアルバムになるのではないかと思う。

BOY – We Were Here(Chappy)
ドイツのハンブルグで活動するガールズ・インディーズデュオ BOY の、8/26に出す新作アルバムのタイトル曲となる「We Were Here」のMVが公開された。ラジオからもよく流れていた彼女達の代表曲「Little Numbers」と聴き比べると、一段とまた魅力的になった女性像と、洗練された上質な音へと変化しているのが感じられる一曲だ。曲の中盤で”We Were Here (私達はここにいた)”と何度も囁く言葉が聴くほどに切なく染み入るのがまた良い。今作のアルバムでは、どんな新しい彼女達を見れるのか待ち遠しい!

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Syrup16g – 冷たい掌(桃井かおる子)
先月、念願叶って人生初のSyrup16gのライブに行ってから、ほぼ毎日シロップを聴いてしまっている私がいる。特に、ライブで一曲目に披露されたこの曲は繰り返し聴いている。「冷たい掌」、タイトルも曲も本当にいいんだけど、MVが曲の世界とハンパなくシンクロしてるのがもうヤバい!!パソコン開くたびについつい見てしまう。監督は主にB’zのMVを撮っている人らしいのだが、そんな人が録っている映像とは思えないくらい、何とも言えない緊張感と湿っぽさが漂う作品になっている。この映像とシロップが奏でる音が重なって、「冷たい掌」は一つの曲としてようやく成立する。MVという映像作品の大切さを改めて実感させてくれる、そんな一曲。

Donald Cumming – Game Of The Heart(Kyupi)
2013年、惜しくも解散してしてしまったThe Virginsのフロントマン、ドナルド・カミングのソロ第一弾『Out Calls Only』からトップを飾る一曲が「Game Of The Heart」だ。The Virginsのラストアルバム『Strike Gently』がとても素晴らしかっただけにソロはどんな感じになっているのだろう?と楽しみにしていたわけだが、実際にはThe Virginsで魅せたメロディーラインや音楽性はさほど変わってはいない。いやむしろ勢いがあったThe Virgins時代に比べて随分落ち着いた印象がある。そして何よりドナルドの声が格段にセクシーになっていたことが嬉しい。今作はCult Recordsから離れRazor & Tieからのリリースのせいだろうか?タワーレコードで展開がされていないのが残念でならない。

Hocori – God Vibration(木下トモ)
今回紹介するのは、MONOBRIGHTのフロントマン・桃野陽介氏と、カジヒデキやかせきさいだぁのサウンドプロデュースも手掛ける才人、golf/SLEEPERS FILMの関根卓史氏の新ユニット・Hocoriの「God Vibration」。
この曲を聴く前にまず考えたことは、桃野氏のユニークな声がどう調理されているのか、ということ。蓋を開けてびっくり、その声は生かされたまま、個性を消されることなくエレクトロ・ミュージックへと昇華されていた。くせのある耳に残る声を鮮やかな手腕で色づけるこの才能。ボタンをかけ違えたら崩れそうな絶妙なバランスでミックスされ、何にも似てない音楽を作り上げている。エレクトロなのに、無機質さを感じない味のあるこの曲。面白くって、ポップ。

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Dinosaur Pile-Up – 11:11(まりりん)
待望のフルアルバム『ELEVEN ELEVEN』からタイトル曲。前作が疾走感なら今作は重奏感。音の重みでグランジ感が増しています。そこに彼らの特徴でもあるタメが加わって思わず頭を振りたくなります。イントロ22秒あたりがたまらないですね!Dinosaur Pile-Upは本当に聴いていてときめくというかワクワクがとまらないです。ますます恐竜らしくなってきました。マウンテンステージにランクアップしたサマソニのパフォーマンスにも期待!

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