最終更新: 2021年9月7日



Blossoms – Charlemagne(yabori)
ザ・コーラルのジェイムス・スケリーがプロデュースを手掛けたという事もあり、UKサイケデリックロックの新人バンドとしてここ日本でも大きく注目されたBlossoms。その後、レディング&リーズ・フェスティバルを始め、多くの大型フェスティバルに出演し、海外ではVirgin EMI Recordsと契約。新人バンドとして破格の注目度を誇る彼らが、10月30日に発売される『Charlemagne EP』から新曲「Charlemagne」を公開!当初はザ・コーラルのようなサイケバンドとみなされていた彼らであるが、今回の曲はPet Shop Boys「Domino Dancing」をバンドでカバーしたような憂いを帯びたポップな楽曲となった。Tame ImpalaやThe 1975のようにバンドがポップミュージックを鳴らすようになったきた今だからこそ、こうした彼らの変化は大いに受け入れられる事だろう。

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Martin Courtney – Northern Highway(Chappy)
Real Estateのフロントマン、Martin Courtneyが初のソロアルバム『Many Moons』をDominoから10月30日にリリースする。Real Estate内では唯一ソロ活動をしていなかったようで、先行シングルとして公開された「Northern Highway」はReal Estateの特徴的な哀愁メロディーは感じつつも、より明るく爽やかになった優しいフォークサウンドに感じた。今作ではWoodsのJarvis Taveniereをプロデューサーに迎え、バンドメンバーのMatthew KallmanやJulian Lynchも参加している。アルバム全体としてはソフトなサイケデリアに仕上がっているそうで、先行MVののどかな風景の中でシンプルに唄う彼の姿とメロディーにほっこりとします。

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Jack Garratt – Breathe Life(木ノ下トモ)
もじゃもじゃした可愛いあごひげのJack Garratt。プロデューサー/ソングライター/ボーカリストであり、マルチプレイヤーという才能の持ち主。来年発売予定のデビューアルバムから、リード曲となる新曲「Breathe Life」が公開されました。彼の声に呼応するように鳴る電子音がとにかく格好いい!曲の始まりから終わりまでに、仮面を一つひとつ脱いでいくみたいに曲がどんどん表情を変えていくんです。そこもまた!格好いいんです。そして彼の一番の魅力は、全てを自分ひとりで演奏しちゃうスタイルをとっているユニークさ。しかも、曲ごとに楽器も違うし歌い方も違って、それ全部ひとりでやっちゃうの?やれちゃうの?ってとこがいいなあ。

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cinema staff – YOUR SONG(まりりん)
cinema staffは大学在学中に残響からデビューし、上京し、メジャーに行き、進撃の巨人で知名度を上げた。そのなかで発表される楽曲は彼らの年齢と環境の変化に合わせて成長している。この歌詞の中で「僕らはそう いくつになても 大人になれた気がしない」とあるが、cinema staffは大人になった。どちらかと言えば内省的だった歌詞はたくさんの人に聴かせるものになった。大学の部室で歌っていた彼らは今、あなたに歌うために線路を歩いている。聴いてくれる人がいればcinema staffはただ音楽を鳴らし続ける。今月28日にはNEW E.P.『WAYPOINT E.P.』が発売される。今彼らがいるのは長い道の中間地点に過ぎない。ゆっくりと、でも確かに、cinema staffは進んでいく。

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