最終更新: 2026年7月15日
『Small Talk』ツアーについて
-わきき:今年2月に『Small Talk』を携えたヨーロッパツアーを終えられましたが、ツアーを振り返ってみていかがでしたか? 特に印象に残っている出来事や、お客さんとの忘れられない瞬間があれば教えてください。
ジュリアン:正直新曲をあれほどたくさんのお客さんが一緒に歌ってくれたことには、本当に驚いたよ。ツアー全体が素晴らしかったけれど、特に印象深かったのはパリ、コペンハーゲン、ジュネーブ、そしてロンドンかな。ロンドンでは2公演やったんだ。ひとつはHackneyにある大きな教会で、もうひとつはその近くにある伝説的な小さなライブハウス「Moth Club」。まったく違う雰囲気の2会場で演奏できたのがとても良かったし、ツアー最終日はみんなで汗だくになって締めくくることができたのも良い思い出だよ。
この10年間について
-わきき:初期作品の居心地の良いフォークロック的な魅力から、『SPARK』ではより実験的なサウンドへと踏み出し、『Small Talk』では初期の郷愁感と『SPARK』で得た新たな要素が自然に溶け合っているように感じます。お二人はこうした10年間のサウンドの変遷をどのように振り返っていますか? また、異なる表現を求めるようになったきっかけや、転機となった出来事・楽曲があれば教えてください。
ジュリアン:やっぱりパンデミックは、自分にとっても大きな出来事だったんだ。そのおかげでピアノをじっくり練習する時間ができた。曲で言うと、「Evangeline」を書いたことは大きな転機だったと思う。理由はうまく説明できないけど、自分たちには時々戻っていける特別な場所みたいなものがあって、そこから時代を超えて残るような曲が生まれるんだって確認できた気がした。それからMadison Cunninghamに参加してもらえたことも大きかった。コラボレーションにはこれからも前向きでいたいけど、無理にやるつもりはないんだ。直感を信じてMadisonと一緒にやって、それがすごく良い結果になったことで、自分たちの感覚に自信を持てたんだ。
Whitney – Evangeline feat. Madison Cunningham (Official Visualizer)
4th Studio Album 『Small Talk』収録
-わきき:10年という時間を振り返った時、お二人が「変わった」と感じるものと、「変わらずにあり続けている」と感じるものを教えてください。
ジュリアン:昔よりも、スタジオで過ごす時間をずっと大切に感じるようになったし、その時間を心から楽しめるようになったんだ。
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