最終更新: 2026年7月14日
ルーツについて
-わきき:前回『SPARK』リリース時のインタビューでは、ジュリアンに影響を受けたアルバムを3枚挙げていただきました。今回は、この10年間で繰り返し聴いてきたアルバムを3枚教えてください。また、それぞれを選んだ理由についてもぜひお聴かせください。

ジュリアン:まず『Here, My Dear』は何度も人生に戻ってくるアルバムなんだ。特に「When Did You Stop Loving Me, When Did I Stop Loving You」を聴くのをやめられない。アルバム全体のコンセプトそのものがとても魅力的なんだけど、この曲だけはきっと死ぬまで聴き続けると思う。本当に催眠術にかかったような不思議な魅力があるんだ。

ジュリアン:『Bookends』には、何とも言えない温かさがあって、その空気に何度も惹かれてしまうんだ。実は理由はよく分からないけれど、パンデミックの頃からしばらくSimon & Garfunkelを聴かなくなっていたんだ。音楽的な好みが変わったというか、自然と距離ができてしまっていた。『Small Talk』を完成させたあと、キーボードのMalcolmと彼の実家でレコードを聴きながらビールを飲む機会があったんだ。その夜は彼のお父さんのスピーカーで色んなレコードを流したんだけど、『Bookends』のA面を聴いて衝撃を受けた事を覚えているよ。曲も録音も本当に素晴らしくて、聴くだけで創作意欲が湧いてくるアルバムなんだ。

ジュリアン:『Figure 8』は最近夢中になっているアルバムなんだ。自分はオレゴン州ポートランド出身だから、昔からElliott Smithは自然と聴いていたんだけど、不思議なことに『Figure 8』は数か月前までちゃんと聴いたことがなかった。Alex ChiltonやBig Star、それにThe Beatlesからの影響が色濃く感じられて、本当に美しいソングライティングだと思う。今になってこの作品と出会えたからこそ、十分に味わえるようになった気もしているんだ。
-わきき:最後に、日本のファン、そしてBELONGの読者へメッセージをお願いします。
ジュリアン:2017年のSummer Sonic以来、日本に行けていなくて本当にごめんね。7人編成のバンドを遠く離れた日本まで連れて行くには、どうしても費用の問題があるんだ。それでも実現できるように今も頑張っているよ。来年は『Light Upon The Lake』10周年記念ライブを日本で何公演かできたらいいなと思ってる。大好きだよ!
Whitneyアルバムリリース
1st スタジオアルバム『Light Upon The Lake 10th Anniversary Edition』

発売日: 2026年6月5日
レーベル: Secretly Canadian
収録曲:
1.No Woman
2.The Falls
3.Golden Days
4.Dave’s Song
5.Light Upon The Lake
6.No Matter Where We Go
7.On My Own
8.Red Moon
9.Polly
10.Follow
11.Dave’s Song (4-Track Demo)
12.No Woman (Meter Session)
13.So Sad (To Watch Good Love Go Bad)
14.Golden Days (Finger Picking Version)
15.No Matter Where We Go (Demo)
4th スタジオアルバム『Small Talk』

発売日: 2025年11月7日
レーベル: Whitney
収録曲:
1.Silent Exchange
2.Won’t You Speak Your Mind
3.The Thread
4.Damage
5.Dandelions
6.Islands (Really Something)
7.In the Saddle
8.Evangeline (feat. Madison Cunningham)
9.Back to the Wind
10.Small Talk
11.Darling
Whitneyバンドプロフィール

Instagram:@whitneyband
Bandcamp:https://whitneychicago.bandcamp.com/
ライター:Wakiki(わきき)

コーヒーとタバコと音楽が好きなベイスターズファン。三重県在住。今まで執筆した記事はこちら
Instagram:@wakiki_310










