最終更新: 2026年8月28日
デビューアルバム『Something Real』について
-わきき:今仰って頂いた事は次の質問の答えの一部となるかもしれません。
ここからはデビューアルバム『Something Real』について伺います。
The Guest List デビューアルバム『Something Real』
『Something Real』へ至る音楽的な成長
-わきき:初期の楽曲と今回のアルバムを並べて聴いてみると、初期の躍動感あるロックサウンドや、どこか影のある響きはそのままに、今回はより耳に残るキャッチーなメロディーが前面に出ているように感じました。
先程お話して頂いたように、ベルゲンのマティアス・テレスさんと制作する中でドリームポップの要素も取り入れられたとのことですが、初期の楽曲と今回のアルバムの楽曲との間に、どのような変化を感じていますか?
The Guest List「If Ever Your Devil Is Kind」 (Official Video)
デビューアルバム『Something Real』収録
カイ:音楽的に成長したと思います。プロとして活動していれば、どんなバンドにも起きることだと思うんです。それだけたくさん演奏しますから。観客の前でライブをして、新しい音楽に触れて、聴いて。そうしたことすべてが、バンドとしての僕らを成長させてくれました。
それと、僕ら自身が単純に大人になったということもあると思います。
最初に出した曲は、僕が15、16歳の時に書いたものでした。このアルバムの曲はだいたい18歳から20歳の間に書いたので、15、16歳の頃と18歳から20歳の頃とでは、かなり違う人間になりますよね。
だから、ソングライティングにはある種の成熟が出てきたと思いますし、アレンジやレコーディングの経験も積んできたので、それが以前の作品よりも説得力のあるアルバムにつながったんじゃないかと思います。
新たなサウンドへの探求

-わきき:先程お話頂いたドリームポップのように、これまでのサウンドに新しい要素を取り入れることは、これからも追求していきたいと思われていますか?
カイ:そう思います。次のアルバムでどこに辿り着くかは、まだ分かりませんけど。
ただ若いバンドにとっては、新しい人たちと一緒に仕事をしたり、新しい楽器やサウンドを試し続けたりすることが大事だと思うんです。
だから2枚目のアルバムに向けても、そこは間違いなく追求し続けたいですし、むしろもっと強く押し進めていくかもしれません。スタジオという環境でそれができる日を楽しみにしています。
ただ僕らはまだ、サウンド面での実験を優先するというよりは、曲そのものを引き出すために曲を書いている感覚が強いです。
だから、サウンドが自分たちの作る曲の邪魔になるようなことは絶対に避けたいですが、追求の余地は間違いなくあると思っています。
The Guest Listを象徴する一曲
-わきき:今回のデビューアルバムの中で、今現在のThe Guest Listを象徴する、いわば名刺代わりになるような一曲を選ぶとしたら、どの曲になりますか?理由も併せて教えてください。
カイ:アルバムの中で僕が一番好きな曲は「Sick Animal」です。本当に大好きな曲で、僕らに何ができるか、今のシーンにいる他のバンドと僕らが何故違うと思っているのか、そしてなぜ僕らの音楽を聴いてほしいのか、それを示せている曲だと思います。
あともう一曲、まだリリースしていない「Slow Down Sally」(今回のデビューアルバム『Something Real』収録)も、僕らの最高の曲の一つだと思っています。もう3年間ずっと演奏し続けてきた曲なので、世に出せる日が本当に楽しみです。
The Guest List「Sick Animal」
デビューアルバム『Something Real』収録











