最終更新: 2026年4月4日
制作プロセスについて

-まりりん:ポップコーンティービーガルチャンさん(popcorntvgulchan)はSeoul Community Radioでエレクトロ音楽のライブパフォーマンスをされているそうですね。EP『system malfunction』ではアレンジ、ミックス、マスタリングもすべて担当されていますね。バッキングトラックとライブの生楽器を組み合わせる編成にたどり着いた経緯と、そのアプローチがmolar systemのサウンドにどう影響しているか教えてください。
PTG:実はそうでもないんだよな。
だからこそ、少し作業の進め方を変えたいと思っている。リアルタイムでやり取りしながら進めるのは難しくて、まだ作りかけのものを人に見せることに少し抵抗があるし、楽器を演奏できないというのもある。
もっと気軽に、とりあえず出してみて、出てきたものをそのまま受け入れるというやり方を試してみたい。自分でけっこう検閲してしまっているんだよな。
曲順の意図とトラックタイトルの謎
-まりりん:「GREENROOM」から始まり「don’t wash me off your jeans」で締めくくられるこのEPの曲順について、どのような意図がありましたか。特に最後の曲でこのタイトルを選んだ理由を聞かせてください。また、「L=1/2ρV²SCL」という曲名がとても興味深いのですが、このタイトルにはどんな意味が込められていますか。
PTG・Sannie:比較的フレッシュで入りやすいトラックから始めて、終わりもまた別の意味でのフレッシュな感覚で締めくくりたかったんだ。
最後の曲のタイトルは、韓国語だと“草”というとてもシンプルな言葉なんだけど、英語に変換していく過程で別の何かになった。
「L=1/2ρV²SCL」は「Fear of Flying」のインタールードのタイトルで、NASAによると複数の要素を計算して求められる飛行機の揚力のことを指す。つまり、飛行機が地面を離れるまさにその瞬間を捉えようとしたタイトルなんだ。
“インタールード”とだけ呼ぶのはつまらないと思って、気づいたらこのタイトルにたどり着いていた感じ。
アートワークのキャラクターについて

-まりりん:EPやシングルのアートワークには共通したキャラクターのイラストが登場しています。このキャラクターには名前はありますか。また、どんな存在として描かれているのかと、ビジュアル全体でどのようなことを意識しているかを教えてください。
PTG:名前はないんだよな・・・! 正直、特定の意味もあまりなくて。
ポップコーンティービーガルチャンがよく描いているキャラクターというだけで。メンバー全員がデザインに詳しいわけじゃないので、“見たときにちょっとかっこよく見えるもの」を目指している感じ(笑)。
Sannie:PTGは本当に才能のあるアーティストで、よく絵を描いているんだけど、クオリティーが信じられないくらい高くて! ジニョンも私も彼が描いたキャラクターが大好きで、私はかわいいのに同時にどこか切ないような感じがすると思っています。まるですべての人間みたいに。
緑のクトゥルフとビジュアル表現の美学

-まりりん:今回のツアービジュアルに登場する緑のクトゥルフのニットが目を引きます。実は私(Maririn)も同じものを持っています。molar systemとしてのビジュアル表現は、どのような意図や美意識から生まれていますか。
PTG:ありがとう!!!
実はこれ、恥ずかしがり屋だからつけているマスクなんだよ。今回の日本ツアーにはもっとフィット感のある別のマスクを用意したよ。
まりりんと一緒に写真撮れたら楽しそう(時間があればぜひライブを見に来てください!!)。
正直に言うと、molar systemのビジュアルコンセプトというより、単純に恥ずかしがり屋だからという理由の方が大きいんだよな・・・(照れ笑い)。
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