最終更新: 2026年4月4日
初来日への期待
-まりりん:今回が初来日です。来日公演や日本滞在時に最も楽しみにしていることを教えてください。また、活動開始当初から日本での活動を視野に入れていたとお伺いしました。日本に興味を持ったきっかけは何でしたか。
PTG:ポップコーンティービーガルチャンは牛丼、とんかつ、ラーメン、そしてSUPER NINTENDO WORLDにめちゃくちゃ興味があるよ。
日本に興味を持ったきっかけは・・・たぶんアニメ(笑)。
PTGもSannieも日本には一度も行ったことがなくて!
日本のバンドシーンがすごいと色んな人から聞いていて、実際に体験してその一部になりたいとずっと思っていた。そしてMusic Bridge Tokyoのショーケースフェスティバルに参加できる機会をもらって、それがこのツアーを計画するきっかけになったんだ。本当に楽しみ。
Sannie:実はここに面白いエピソードがあって。偶然、韓国でbedのライブを観に行ったんです(友達がオープニングアクトをやっていたので!)。そしてその同じ夜に、ソウルのお気に入りのバーに行ったら、bedのドラマーのShunさんにばったり会って! すごく嬉しくてmolar systemのことを紹介したら、会場のTHREEを紹介してくれたんです。
“いつか日本でライブできたらいいな”と、まるで願い事のようにつぶやいたことを覚えているんですが、それがこんなに早く現実になるとは夢みたいで信じられない気持ちです。なんという偶然!
SannieもPTGも美味しいものが大好きなので、日本でいろんなお店を開拓できるのも楽しみにしています。
日本の音楽シーンへの共鳴
-まりりん:日本の音楽シーンで、共鳴していると感じるアーティストはいますか。
Sannie:絶対にbedです。だって同じ夜に2回も出会ってしまったから!
PTG:フィッシュマンズが本当に大好きだよ。
誰に、どんなときに聴いてほしいか
-まりりん:EP『system malfunction』を、どんな人にどんな場面で聴いてほしいと思っていますか。制作中に頭に浮かんでいた具体的な人物像や情景があれば教えてください。
PTG:特にこれといったものはないけど、たくさんの人に聴いてもらえたら嬉しいし、気に入ってくれたらもう一度聴いてほしいなと思う。
Sannie:歌詞にたくさんの感情を詰め込もうとしたので、読んでくれた中に共感できる部分を見つけたり、救われる気持ちになれたりするリスナーがいたら、本当に嬉しいです。
アルバムを作りながら、“私たちってちょっと変わり者たちのバンドだよね”という話をよくしていて、同じように変わり者だと感じている人たちに聴いてもらえて、仲間意識みたいなものを感じてもらえたら最高だなと思っていました(笑)。
もちろん、歌詞は曲のひとつの側面にすぎなくて、どんな人であっても曲そのものを楽しんでもらえたら、それだけで本当にありがたいです。
日本のファンへのメッセージ
-まりりん:最後に、今後の展望と、日本の音楽ファンへのメッセージをお願いします。このインタビューを読む多くの方にとって、molar systemとの初めての出会いになります。いつか日本でライブを見たいと思っているファンへの言葉も添えてください。
Sannie:フレッシュで、しっかり楽しんで聴けるような音楽を、これからもリスナーのもとに届け続けられたらと思っています。
日本でmolar systemという名前を初めて聞く方がたくさんいると思うので、その中に私たちの曲を気に入ってくれる人がいたら、それだけで本当に幸せです。
お隣の国への初訪問がライブのためというのは、私たちにとってとても意味のあることで、心から感謝しているし、ワクワクしています。もうすぐ会いましょう!
PTG:読んでくれてありがとう。molar systemという名前を覚えてもらえたら嬉しい。
音楽がみんなのところに届いたら嬉しいし、いつかライブで直接会えたら、もっと嬉しいな。
molar systemリリース情報
EP『system malfunction』
発売日: 2025年9月12日
収録曲:
1. GREENROOM<3
2. MESS
3. L=1/2ρV²SCL
4. 비행공포(Fear of Flying)
5. P.32
6. 잔디(don’t wash me off your jeans)
bandcampで聴く
来日公演詳細

“Molar System Tokyo Tour”
【東京】
2026年4月8日(水)@阿佐ヶ谷mogumogu
2026年4月9日(木)@下北沢THREE
2026年4月10日(金)@Music Bridge Tokyo Festival
2026年4月11日(土)@高円寺The Den
【ソウル】
2026年4月23日(木)@Club FF
バンドプロフィール

molar systemは、韓国・ソウルを拠点に活動するオルタナティブ・インディーバンドである。サニー(Vo.)とポップコーンティービーガルチャン(サウンドプロデューサー)の2名で構成され、「あえて”わからない(몰라)”状態を受け入れる」ことを創作の核に置く。不確かさを欠点ではなく余白として捉え、感情の混乱そのものを音楽として記録してきた。ポップなフックと実験的な質感、予想を裏切る展開が共存するそのサウンドは、Debaser magazineをはじめ国際的なメディアから注目を集めている。2025年9月、EP『system malfunction』をリリース。2026年4月には初来日を果たし、下北沢および吉祥寺でのライブが予定されている。
まりりん(@Igor_Bilic)

音楽イベントの企画運営やメディアでの取材を手掛ける音楽好き。
DaisyBarでのスタッフ経験を経て、個人企画“SECOND SUMMER OF LOVE”を主催。
ライターとしてはBELONG MediaでSuchmosやYkiki Beat、Never Young Beachなどのインタビューを刊行。
さらに、レコード会社での新人発掘、メジャーレーベルでの経験を背景に、多角的な視点で音楽シーンを追い続ける。
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